2015.04.28
依存症に鍼はどうか?
山手線目白駅から徒歩2分の鍼灸院 元気堂の小内です。
4月後半のBig issueです!
今回はギャンブル障害が特集として組まれていました。
日本のギャンブルの最初は『日本書紀』にでてきます。
まさかの双六。
とはいっても、今想像した双六とはたぶん違います。
陣取り合戦的なものだったようですね。
ギャンブルの歴史は今も昔もたどり着くところは一緒。
ギャンブル障害による散財と治安の悪化です。
歴史の中でもギャンブルは発展しては禁止令を受けてきました。
丁半賭博などはイメージしやすいでしょうか。
歴史は繰り返されているようですが、現在の日本では今後どうなることやら・・・
現在の日本でギャンブルといえばパチンコ・スロット・競馬・競輪・競艇・宝くじ!
どのギャンブルも公の機関が元締めとして存在しています。
あぁ、パチンコやスロットは遊戯というくくりになっていますね。
競馬、競輪、競艇は戦後復興のために始めたらしいですが、その時の総理大臣は復興したら止めるべきだと言い残しているそうです。
ギャンブルは収益になる反作用としてギャンブル障害を生むことは想像の範囲内だったのでしょう。
ギャンブルにしても、アルコールにしても、
依存症とは脳内の神経伝達物質が過剰に分泌された結果、誤作動を起こし、依存していくといわれています。
依存症は完全に治ることはないとも書かれていました。
いつでも依存症を再発する恐怖と隣り合わせにいるようです。
自分が依存症と自覚するにはそれ相当の時間が必要です。
私は依存していない!という自覚から、周囲からの対応が変わり、散財し、地位を失って初めて気付く人も多いようです。
だからこそ、ギャンブルの歴史はどこかのタイミングで禁止されています。
女性の依存症についてのコラムは興味深かったです。
依存症を克服するためにディスカッションをするグループがあるのですが、
男性には理解しずらい女性ならではの背景から依存症になることが多いため、
女性のみでディスカッションをした方が依存症克服もはかどるそうです。
何かに依存する行為はなにも酒・たばこ・ギャンブルだけではありません。
スマートフォン、インターネットにも依存をしている人は増えていると思います。
LINEにFacebook、Twitterもインターフェイスを工夫し病みつきになるように仕組まれているそうです。
そう考えると依存症とはとても身近な症状となりえます。
依存がすべてにおいて悪いとは言えませんが、 身を滅ぼすようなものへの依存だけは避けたいですね。
・・・依存症は鍼では治せません。
ただ、定期的に鍼灸に通うことにより、欲求の緩和とカウンセリング効果があり
たばこの禁煙持続に効果があったとする研究が海外にあります。
依存症克服中の欲求の緩和に、ディスカッションの場として鍼灸院を利用するのは効果的と思われます。
依存症について詳しく知りたい方は
the big issue vol.261もおすすめですし、
『依存症ビジネス』デイミアン・トンプソン著も依存症を身近の感じるきっかけの本としておすすめです。
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