元気堂では背骨の歪みに着目した施術をしています。

初めて背骨に注目した施術と出会ったのは

専門学校の3年生のとき。

まだ自分の施術の流れというものは確立しているわけではなく、

いろんな本を読みながら施術の流れを検討していました。

なかなか、脈診という技術から鍼をするという流れがなじめず、

手が止まってしまうことも多々ありました。

鍼灸には「診断即治療」という言葉があります。

ものすごく平たくいえば、

痛みがあるところをさすれば

それで痛みが和らぐっということです。

(雑な説明過ぎて怒られそうw)

しかし、そうゆうわかりやすい施術の流れと診断基準を探していました。

そういったときに見つけたのが背骨上の圧痛部分にお灸をするという方法です。

この方法で、風邪ひき後の四肢の関節痛の軽減という効果を出すことができました。

背骨にお灸をしたのに腕や足の関節痛が和らぎました。

関節触っていないのに！！

東洋医学の不思議な効果ですw

今でも背骨を中心に施術の内容を組み立てていますが、

少し考え方は違っています。

専門学校のときは背骨＝督脈という意識でした。

経絡(気の流れる道のようなもの。体全体で14の経絡があるとされている)の流れを考えた施術でした。

現在は、背骨の両脇にある筋肉・血管・神経を意識した

当時よりだいぶ生物学的になりました。(西洋医学より？)

背骨に注目したことで、原因不明の痛みや

特に腰痛・肩こり・頭痛などの症状に対して効果が出やすくなったと実感しています。

慢性的な腰痛や肩コリ・頭痛も諦めずに背骨を中心とした施術で改善させていきましょう！