2020.10.09
一回の施術で使う鍼の本数
どうも、お久しぶりなちょっと真面目なブログを書きます。小内です。
鍼灸ってお店や施術者によって方法がかなり違ってしまっていまして。
熟練度の差という意味ではないですよ。
流派の差っていう意味です。
私は特に団体に所属しておらず、何流みたいなのは持っていません。
以前いらっしゃった呉先生の施術を見て、お話を聞いて、
また、本などに記載されている情報をもとに臨床を重ねて現在に行きついています。
鍼灸やマッサージの専門誌であった医道の日本という雑誌の発行が終わってしまいました。
今後、この業界で忙しく働いている方々の情報源がより限られてしまうのはとても残念です。
私もこの雑誌にヒントをもらい勉強をしてきたため、勉強のきっかけづくりが減ってしまい不安です。
少し話がそれましたが、
この医道の日本という雑誌には様々な流派の方々の寄稿文が寄せられていて、
貴重にも、施術の写真を載せてあることもあり、とても勉強になります。
『はり100本』という本があります。
竹村文近先生のこの本は一般の方向けに書かれた本です。読みやすいのでぜひ。
この本では、一人の施術に対して鍼を100本打つという方法をとっています。
局所的な施術をするわけではなく、全身の気の巡りをよくするためにも100箇所への刺鍼が必要ということです。
100箇所といわれると全身穴だらけにならないか!と驚かれる方もいると思いますが、
全身に散らばったツボに対して100本刺していくので、そこまで衝撃的な状態にはなりません。(鍼灸師観点)
それに対して、針を1本しか使わないと言う鍼灸師の先生も多くいます。
しっかりと問診をして、最も鍼を必要としている1箇所に的確に刺激を与えていくと言う方法です。
どちらの方法も多くの患者様がいらっしゃることを伺うと、使用する鍼の本数によって症状が改善するしないではないのだなと思います。
と言うことで、我が、目白元気堂ではどのぐらいの鍼の本数を使うかと言うと、
平均で18本ぐらいでしょうか。。。
多い人は30本近く使うことがあれば、少ない人ですと8本なんてことも。
鍼が刺さること自体を怖がる方にも鍼がお体に必要な時もありますので、そこは本数を減らしてより局所的に。
もう、日々の疲れが酷くて、いろんなところに症状が散らばってしまう時はご相談して鍼をケチらずに。
鍼は使い捨てですから、鍼灸院側としてはコストと考えて、鍼の本数によって施術のお値段を変える治療院もあると聞きますが、(鍼灸院のウ・ラ・ガ・ワ!!)
目白元気堂では関係なく一律で施術させていただいております。
人によって価値観や求めるものは少しづつ変わってきます。
しっかりとお話を聞いて、患者様各々の最適な方法をオーダーメイドで提供できればと考えています。
と言うことで、1回で使う鍼の本数
- 目白元気堂ではおよそ18本ぐらい(8本〜30本と幅広く)
- 鍼の本数が多いから少ないから症状の改善に影響するというわけではない
- 患者様が求める結果も考慮してオーダーメイドでご提案
体は鍼が治すわけではありません。
あくまでも、患者様の自然治癒力によって治っていきます。
自然治癒力が上がるように、いろいろご相談させてください。
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