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受け入れるということとは・・・


うずらまめはあずきと赤飯にするとおいしい。。。らしい。

 

目白駅徒歩2分の鍼灸院 元気堂の小内です。

 

ご近所のおばあちゃんに

うずら豆を黒砂糖とはちみつで煮たおまめをいただきました。

おいしい~~!

一晩しっかりと水につけて柔らかくしてから圧力鍋で1時間程度。

しっかり味がしみておいしく炊きあがるそうです。

ちょうどいい甘さ。

甘さを引きたたせるための塩少々。

ほぼ目分量で味付けしているとはいえ、塩だけは一度手の平にだして分量を目視してからいれるそうです。

小さいころ母親に教わった料理技術は80になっても忘れないものの一つだそうです。

 

60を過ぎると特に、物忘れが激しくなると、おばあちゃんも呉院長も言っています。

でもそれは、老化のひとつなのだから、仕方がない(笑い)とお二方は老化を受け入れているように見えます。

核家族が多い日本では、老化によってどんな生きづらさがあるかを事前に接することはほとんどありません。

自分がその老化を実感するしかありません。

一緒に生活しなければ見えてこないささいなできないことや老化現象。

コントのように繰り広げられる些細な物忘れ、動きの制限。

わかってはいるのですが・・・

わかっているつもりではいるのですが・・・

受け入れられるかはなってみないとわからないんですよね。

 

「この痛みは老化が原因ですか?」

と聞かれることがあります

老化現象の出方は人それぞれ違いますが、

痛みや症状を少しでも抑えて過ごしやすい体にしていくのが仕事だと思っています。

頑張りますが、老化の場合きれいに元通りになることはないでしょう。

それでも老化曲線のカーブは穏やかになり、過ごしやすい日が増えてくると思います。

その間に老化現象を受け入れる準備をしていくのかなと思います。

 

一緒に住んでいるおばあちゃんのめまいに対して、

「老化だから仕方がない」と言い伝え、症状を和らげるマッサージをするのですが、

言われたおばあちゃんはどんな気持ちで受け取り、老化を受け入れているのでしょうか?

 

頭では分かっていることでも、実際に迎えた人の心境を完全に理解することはできません。

だからこそ痛み、辛さ、不都合なこと、心境、しっかりと伺い、治療内容につなげていければと思っています。

 

たまにはこんなブログでもいいですかね~。

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